1月27日（木）オンライン開催の教育コーチングカフェの第4回目のテーマは、『親が子供に対してやって良いこと・良くないこと』です。

子供の能力を引き出すために、親の接し方はとても重要です。子供は大人に認められながら育つことで、強いセルフイメージを形成することができます。他人に左右されることなく自己肯定感を持ち、自分軸をしっかりと持つこと、そして高いエフィカシーを持ち自分の信じる道を進めるようになるには、日頃の親の接し方がとても重要になります。ところが、残念なことに子供のセルフイメージを引き下げてしまう親は少なくありません。もちろん子供ためを思ってのことでしょうが、子供の将来を想うあまりにドリームキラーになってしまうことが少なくないと言えるでしょう。

例えば、子供が、

「将来は野球選手になってメジャーリーグで活躍したい！」

「大きくなったら芸術家になる！画家になりたい！」

「将来はプロのミュージシャンになる！ギタリストになりたい！」

と言ってきたらどうでしょうか。

「プロの野球選手になれるのはほんのひと握りの才能のある人だけだよ」

「芸術家なんて食べていくことが出来ない職なんかどうして選ぶの？」

「ギタリストやミュージシャンで食べていける人はほとんどいない、一部の才能のある人だけだ。現実を見た方がいいよ。」

など、“確率的に無理”、“君の才能では無理”、“もっと現実を見て”などと言うドリームキラーになってしまうのです。もちろん、これは親だけの話ではなく学校の先生にも言えることでしょう。

「あなたの学力では、第1志望の学校は無理、現実的になって、受験する学校を変えた方がいい。」

というような事を言う先生はまだまだ教育現場には普通に存在しています。ドリームキラーとなる大人から子供の夢を守る必要があります。では、子供の一番身近にいる親が、子供の能力を開花させ無限の可能性を開くためには、どのようなことをしていけばいいのでしょうか。逆に、どのようなことをしてはいけないのでしょうか。

第4回目のコーチングカフェでは、『親が子供に対してやって良いこと・良くないこと』というテーマについてお話をしていきます。もちろんこれは親だけではなく、子供の教育に関わる職に就いている方、部下の教育などを受け持つ上司という立場の方、社員を率いる経営者の方などにも必須となる知識になるでしょう。子どもにとってのドリームキラーではなく、ドリームサポーターになれる大人が増えることは、子供たちの明るい未来のために非常に重要な要素の一つであることは間違い無いでしょう。是非、一緒に学んでいきましょう。